「離職率ゼロ請負人」お役立ち記事第182号を公開します！
突然、部下から「転職したい」
と相談されたらどうしますか？
慌てずにしっかり相談にのりましょう
残ってもらう可能性は十分あります
気になる方はぜひ読んでみて下さい！
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では2024年4月17日いってみましょう！
突然の相談
「課長、実は転職したいんですが」
前職の時、
カフェで部下と打ち合わせ中に
言われたことがありました
ビックリしましたが
迷っているなと感じました
本当に転職する気なら
転職が決まってから
「転職します」
と、
「相談」ではなく「報告」すると
思ったからです
その日の予定は
キャンセルして
1日、向き合うことに決めました
結局、転職しないで
その場所で新たな目標を持って
がんばることになりました
どんな話しをしたのか？
相手のニーズに合った話しをする
始めから無理に引き留める
話しをしないで
冷静に頭の中を
整理させてあげました
「この会社に入ったきっかけは？」
新卒入社の部下でしたので
就職活動の昔し話しを聞きました
当時のエピソードが
たくさん聞けました
「実際に入社してみて
はじめの頃はどう感じた？」
「なんでそう感じた？」
今だから言える
期待通りではなかった点や
期待を超えた点と
その理由を聞きました
「入社から今までで
一番印象に残っている業務は？」
「どんなところが？」
いい印象も悪い印象も含めて
業務に関して聞いて
価値観を明確にしてあげました
「入社から今までで
尊敬できる人や
逆にそうでない人っていた？」
なりたい自分や
ああはなりたくない自分を
思い出してもらいました
「今の業務や人間関係で
うまくいっている点や
うまくいってない点は？」
業務なのか人間関係なのか
今、問題になっている点を
価値観とともに引き出します
「今の仕事で、ないがしろに
されている自分の価値観は？」
人間関係については
問題なさそうでしたので
業務について深く聞きました
「今の業務や役割が
思い通りになるとしたら
どうなればいい？」
制約のない未来を
聞きたかったのですが
この時点で約２時間かけて
話しましたので
気付いた価値観や思いが
多くあったため、
制約のない未来の話ではなく
今の業務について
「～を実感したいので
～な役割になれるようがんばります」
と言って現職を続ける返事を
してくれました
あの時、こちら側から
一方的な期待や思い
だけを伝えて
是非、残ってほしいと
引き留めたら
どうなっていたか？
おそらく、それは
部下の話したい内容では
なかったと思います
「辞めたい」
と相談されたら
無理に引き留めないで
入社当時の思いから
これまでのエピソードから
価値観を引き出して
現在の状況と
制約のない未来を
引き出すことで
頭の中が整理できて
衝動的でない応えを
出してくれるでしょう
「報告」ではなく「相談」
される信頼関係が前提として
必要ではあります
経営者やマネージャーの方の
参考になれば幸いです
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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