五月の茶室が教える離職防止対策

五月の茶室が教える離職防止対策 フィードバック

部下に成長を感じてもらえる
面談とはどんな面談でしょう?
一方的に判断評価してしまうと,,,,,,
気になる方は読んでみて下さい!

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では2024年5月19日
お役立ち記事第214号を公開します!

「薫風自南来」の意味とは

薫風自南来
昨日は「初風炉」の茶会
出席しました

茶室の掛け軸の読み方は
薫風(くんぷう)南より来る
です

爽やかな初夏の風が
心地よく感じられるこの季節
新緑の間を吹き抜ける
ライラックや緑の香りを
もたらしてくれる薫風(くんぷう)

この時期、茶室に掛けられる禅語です

日本人のこの季節感
たまらなく好きです

元々この禅語は
まったく違う意味でした
ご存知でしょうか?

庶民の姿を見て皇帝が
読んだ句

人皆苦炎熱
我愛夏日長


「庶民は畑仕事などで
夏の厳しい暑さを嫌がるが
私は夏の日がとても好きだ」

これに対して
側近が読んだ句が

薫風自南来
殿閣生微涼


「この広い宮殿にいると
爽やかな風が吹き抜けて
涼しささえ感じますもんね」

このように
庶民の辛さを考えない
上から目線のやりとりで

あまり良い意味ではないです

茶室でこの掛け軸を見ながら
部下の評価のシーンを
思い出しまし

日々の観察が大事です

評価といっても
年末に行う評価ではなく
月1回の1on1面談時のことです

観察は日常行っているので
随時評価して伝えていました

面談の流れは以下を
心がけていました
👇️👇️👇️👇️👇️

  • 直近1ヶ月の全体的な
    感想や満足度を聞く(相手の主観
  • 取り組んだことの事実を聞く
  • 学び、成長、変化を聞く(相手の主観
  • 学び、成長、変化に対するフィードバック
  • 成果、周囲への影響を聞く(相手の主観
  • 成果、周囲への影響に対するフィードバック

ざっとこんな流れで
先ず部下がどう感じているか
話してもらった後に
こちらから観察内容を
フィードバックする流れです

日々の僅かな前進や変化は
本人にとって自覚しにくい
ものです


ですので
日常、よく観察するようにしていました

面談前に観察内容を
まとめておく準備も必要です

現場の職員が
ちゃんと見てくれている
という感覚をもつと

成長のスピードがあがり
信頼関係強化にも繋がります

コーチ型マネージャーの
基本だと感じています

成長がやりがいに繋がり
望む未来が見えると
離職率の低下に影響が大きいです

参考にして頂けたら
嬉しいです

昨日の茶会でのお菓子(六花亭)が
美味しすぎて忘れられないです

最後まで読んで頂き
ありがとうございました

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