「空中戦」を「地上戦」に変えるたった一つの質問

「空中戦」を「地上戦」に変えるたった一つの質問 その他

意見、考え、思い込みによる議論!多くないですか?
フワッとして終わってしまう会議ありませんか?
それ、事実質問一ついれると変わります

気になる方はぜひ読んでみて下さい!

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町内会会議でのおしゃべり

先週、新参者として
町内会の会議
参加してきました

そこでのあるやりとりです
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このごろ町内会の共有物が雑に扱われて
良くないと思うんだけど

それはどうしてなんでしょうかね?

転入者が増えたからではないでしょうか?

転入者は逆に最初は丁寧に扱うんじゃない?

意見や考えの応酬
この後も続きました

抽象的な議論が行き来していて
焦点が絞れていませんでした

でも、なぜか皆さん
盛り上がっていました

特に何か決めるでもなく
和やかに会議は解散しました

ある意味、
おしゃべりの場
としての機能がある集まり
なんだろうと感じました

ビジネスの場としては
よろしくないですね!

空中戦と地上戦

僕が管理職をしていた時は
先程のようなやり取りを
空中戦
と呼んでいました

問題提起までは良いですが

意見や考えに対して
意見、考え、思い込み
による応酬が華々しく
続く議論


これが空中戦です

事実に基づかないが
もっともらしく聞こえる
考えや意見で実りのない議論です

空中戦に対して
事実に基づいて進められる
地に足のついた議論を

地上戦
と呼んでいました

戦争用語を職場で使うのは
少し抵抗がありましたが

メンバーにとってわかりやすく
腹落ちも早かったので
使用していました

意見と意見の応酬が始まったら
どうすればいいのか?

簡単です!
事実質問を使って
現場検証をはじめましょう!

先程の例だとこうなります
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このごろ町内会の共有物が雑に扱われて
良くないと思うんだけど

そうなんですね、

もうちょっと具体的に話してもらえますか?
たとえば、最近どういうことがありました?

つづけて、
それはいつですか?
どなたか〇〇だったんですか?

職場ではいいですが
町内会でここまで聞くと
尋問になるので注意しましょう

ワンポイントリリーフのように
事実質問を一つ入れるだけで
具体的な地上戦に持ち込めます

事実に基づいた議論が進み
具体的で有益な結論
繋がるでしょう

ポイントは
「空中戦」と「地上戦」の
違いを常に念頭において

このままだと空中戦が始まる!

そう感じたら
事実質問をワンポイント入れて
地上戦に持ち込みましょう

ファシリテーターをする機会がある
管理職、リーダー
この視点をもつと
良い会議になりますね

コーチングでも
必ず地上戦で現場検証を行います

いつ、どんな時にそう感じたのか?

その現場をありありと再現して
その時の感情を引き出します

それの何がいいのか?嫌なのか?

そこからコーチングを
スタートしていきます

ビジネスでもコーチングでも
事実質問による現場検証は
パワフルです


町内会の会議に参加して
感じたことを書いてみました

最後まで読んで頂き
ありがとうございました

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