
職場の離職理由のTOPは人間関係のトラブルです
姫路城、平成の大修理の左官職人のストーリーから
理性的に対応するポイントを紹介します
今日の「お役立ち記事」はそんなお話しです
それでは行ってみましょう!
姫路城「平成の大修理」
「恥ではない!勉強だ!」
この言葉は
NHK番組「新プロジェクトX」で
世界遺産「姫路城」の平成の大修理に
関わった左官職人の言葉です
ご存知の通り
白鷺城と言われるくらい
白く美しい創建当時の姿に
生まれ変わった姫路城
白い漆喰で瓦を固定する
独自の「灰頭」という
技術があっての姿でした
入札で勝って
左官を担当することになったA会社には
その技術が無いことに
現場を見て気付いたそうです
45年前の「昭和の大修理」に関わった
B会社には
その技術が受け継がれていました
しかし、B会社は入札で負けて
平成の大修理には
関われないことになってしまいました
そこで左官歴35年のA会社の職人が
B会社にその技(わざ)を
教えてくれと頼み込んだそうです
職人の世界は想像を超える
プライドと秘伝の技の世界
入札に勝ったからといって
頭を下げて技を教えてくれと
頼み込むのは恥ではないか?
その問いに
A会社の左官職35年のベテラン職人が
答えた言葉
「恥ではない!勉強だ!」
B会社のTOPは
A会社の真面目で真摯な姿と
持っている道具を見て
「この人ならできる」と判断
姫路城の為に
持っている秘伝の技を
全て教えたそうです
後でB会社のTOPへのインタビューでは
「姫路城を美しく生まれ変わらせる」
という目的は一緒
秘伝の技を教えることに躊躇はなかった
と言っていました
人間関係のトラブルにも
共通する部分がありますねー!
理性的に対応した左官職人

(株式会社 山脇組HPから)
一般的に職場の離職理由のTOPは
人間関係のトラブルです
何らかの事象が原因で
意見やとらえ方の違いが生じて
トラブルに発展していきます
そんな時は
感情的に反応する前に
立ち止まって
自分自身にセルフコーチングを
してみて下さい
使えるフレーズを紹介します
👇️👇️👇️👇️👇️
- 自分のどんな「とらえ方」がこの感情を生んでる?
- この「とらえ方」で失っているものは?
- 相手はどんな「とらえ方」をしている?
- 自分と相手はどんな結果を望んでる?
- 他に選択できる「とらえ方」はないか?
- この瞬間、少し幸せになるとしたら何ができる?
感情的に爆発する前に
このようなセルフコーチングで
理性的に対応したいですね
リーダーや管理職の方も
トラブルに対処する際に
使えるフレーズです
是非活用して下さい
今回の姫路城の左官職人の話では
「お互い、どんな結果を望んでいる?」
が機能したように見えました
入札に負けて関われなくても
姫路城の為に代々伝わる秘伝の技を
同じ目的を持つ職人に
伝える姿を見て感動しました
姫路城の「平成の大修理」に関しては
両社はライバル会社ではなく
チームになって成功させたんですね!
今度、姫路城を見ることがありましたら
是非、左官職人のチーム感覚を
味わってみて下さいね!
5年かけて白い漆喰で
瓦を固定したそうです!
本日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました
(Vol. 469)
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