「その判断、誰のモノサシ?」マネジメントにも通じる“本の整理”の教訓

「その判断、誰のモノサシ?」マネジメントにも通じる“本の整理”の教訓 自分軸

「この本、残しておきたい?」
本の整理を手伝う中で気づいたのは
“売れるかどうか”じゃなくて
“その人にとっての大事さ”だった


つい自分のモノサシで判断しがちだけど
それって思い込みかもしれません


人それぞれの価値観やとらえ方に
目を向けることで
関係性がもっとよくなる
ヒントが見えてきました


今日の「お役立ち記事」はそんなお話しです
それでは行ってみましょう!

「とらえ方」は「思い込み」

「本ってこんなにいっぱいあった?」


何かの機会に
部屋を整理することがありますが
山積みになっている本を見ると
見ないふりをしてしまいます


僕は何度が引っ越しをしましたが
その度に本の整理に苦労しました


なので、
今はなるべく電子書籍で
本を読むようにしています


先週、ある90歳を超える高齢者の
荷物整理を手伝いました


読書が好きな方だったらしく
大量の本がありました


残念ながら8割は
処分しないといけません


ご本人がつきっきりで
整理することもできない状況です
皆さんでしたらどうしますか?


僕は、ついクセで
売れそうな本と、そうでない本を
仕分けしました


後で売れそうな本を
本人に確認してもらい
さらに選別してもらいました


すると、ご本人が思い入れを込めて
手にとって眺めていた本は
売れそうにない本の方でした


結局、手元に残した本は
売れそうにない本が多かったです


危うく大事な本を
処分してしまうところでした
反省!


価値観による判断は難しい!
他人には無理!」


一瞬、そう思いましたが
その方の普段の言動の観察、
蔵書の傾向や趣味嗜好などから
推察するとできそうです


その方は、絵画や文学に興味があり
それに関する旅行に
国内外出かけてきたようでした


それに関連する本を選別したら
概ね正解だったようです


職場でも
自分の価値観とらえ方
他人の言動を
判断してしまうことがあります!


とらえ方」とは
幼少期から、周囲の環境から
繰り返し言われることで
強く刷り込まれたり


成長過程で経験した
成功・失敗体験が積み重なって
築かれている「思い込み」です


自分の中の「とらえ方」は
世界のゴールデンスタンダード
ではない!


「正しいわけではない」
という考えを持つと


「そう、考えもあるんだ」


多様性の受けとらえが
可能になるはずです


常に自分と比較して
正しい/間違い
敵/味方
白黒つけてしまう方!


その「とらえ方」は
思い込みの一つですよ!


自分の「とらえ方」以外を
受け入れる思考を持ってみては
いかがでしょうか?


無用な衝突や
人間関係のトラブル
未然に防ぐことが
できるかもしれません!


今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました


(Vol. 531)

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