5年後の将来像を聞かれてもポカーン！
でも仕事の考え方や生き方を聞かれると
雄弁に語りだすひと多いですよね
目標に向けた「やる気」のモトは2つあります
気になる方はぜひ読んでみて下さい！
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ある管理職の嘆き
「実績達成率日本一のチームなって
会社に最も貢献するチームになる！」
年初に、こういう目標を立てて
チームを運営牽引してきたが
いまだにメンバーが乗ってこない
こんな話し、嘆きを
今週ある管理職から聞きました
自分とメンバーの違いを
感じているようでした
目標設定で組織の方向性を示して
一体感をもつことは大事です
一方、個人レベルでみると
「1年後達成率日本一を目指すぞ！」
と聞いて
自分のゴールイメージや
ありたい姿が明確になって
やる気がでる職員は
どれくらい
いますでしょうか？
ビジョン型と価値観型
未来のゴールイメージや
ありたい姿を意識することで
やる気が出るタイプを
「ビジョン型」と言います
ビジョン型の人はとにかく
「ありたい姿の実現」の為
細かいゴール設定をして
最短ルートで達成を目指します
一方、
「5年後どうなってたい？」
「10年後のキャリア目標は？」
の問いにピンとこない
あるいは同調して
ありきたりの返事を
しているタイプを
「価値観型」と言います
価値観型の人は
どんな仕事をするにしても
自分の価値観が満たされることに
重きを置きます
10年後どうなりたいか？
よりも
今大事にしている
自分の価値観に沿って
仕事するにはどうすればいいか？
今ないがしろにされている
自分の価値観を取り戻すには
どうすればいいか？
これだけは嫌だということを
減らすにはどうすればいいか？
このような事を考えると
やる気がでます
僕も価値観型です！
日本においては
ビジョン型と価値観型に
優劣はないと思います
富士山を登るのに
静岡側から登るか
山梨側から登るかの違いです
日本人の8割は価値観型と
言われていますが
欧米では逆のようです
「5年後の将来像を描こう」
と言われてまったく動けなくても
自分の仕事や生き方を問われると
雄弁に語りだすひとは
たくさんいますね
ビジネスの考え方は
アメリカから入ってくるので
企業内でもビジョン重視の
傾向があります
以前視聴したTV番組で
世界中から注文がくる
下町の町工場が特集されていました
0.01mmの精度に拘って
部品を造り続けた結果
世界一の評価を受けました
この工場の社長さんは
世界一を目指していた
わけではありません
「自分たちの仕事は
これを大事にしている」
「これだけは譲れない」
といった強い価値観が
職員全員から感じられました
日々それを満たすために
どうすればいいか？
を考えてきた結果が
世界一の評価になったのでしょう
日本人らしい価値観型の
集団だと感じました
メガネを外す
「実績達成率日本一のチームなって
会社に最も貢献するチームになる！」
管理職はこのような
組織目標を立てて
方向性を示しながら
コーチングと観察で
部下一人ひとりの
価値観を把握して
組織の目標との共有ゾーンで
それをどう満たせるのか？
これを一緒に考えながら
個人の目標設定をすることで
全員で組織目標に向かえる
と信じています
また、
価値観を満たすことの先に
ビジョンが見えてきます
そのためには長期的に
関わるコーチングが必要であり
望む未来が見えることで
離職率低下にも繋がります
先ず第一歩は
自分と違うタイプが存在すること
を認識することでしょう
自分の考え方を押し付けないと
トラブルやストレス
も減ると思います
自分のメガネで見ていませんか？
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
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